本年も、ありがとうございました。

今年も早くも年の瀬です。
お決まり文句ですが。
でもほんとうに年々一年があっという間に過ぎて行きます。

本日で、竹村活版室も仕事納め。
窓ガラスを拭いたり、床を念入りに掃いたり、活版機を磨いて油を注したり。
差し入れ片手にお客さんや友達が立ち寄ってくれたり。
いつもありがとうございます。

おしらせのとおり、今後の活動、工房・店舗の営業は、一旦お休み(産休)に入らせていただきます。
(1月お渡しで進行中のご注文の方には引き続きお付き合いをおねがいしておりますが…)

ご不便をおかけいたしますが、でもまた必ず再開いたしますので、2014年もどうぞよろしくおねがいいたします。
再開の時期は、随時こちらのブログ、Facebooktwitterでお知らせいたします。

2013年はこんな調子で、出張型でのイベントへの参加は
・  5月 ヴィレッジ 〜モノと食と音が奏でる土日市〜 / 高知市
・  6月 まなべ商店誕生祭 / 四国中央市・まなべ商店
の2回に留まりましたが、活版体験をしてもらったり、昨年もイベントで出会ったお客様がまた立ち寄ってくださったりと、店舗外での場もやはり大事だなと改めて感じさせられました。

商品のみ参加(委託販売)でのイベント、企画展では
・  5月 第3回 東京蚤の市(築地活字さんのブース内にて)/東京都
・12月 あたたかい贈り物展/京都市・小さい部屋

京都の小さい部屋さんは、高知の作家さんたちが毎年企画展に参加されていて、そのDMデザインにお声掛けいただいたりするうちにご縁ができ、先日はasakozirusiさんとの共作「レシピ箱」を展示販売させていただいたのでした。
ご縁を作ってくださったみなさま、本当に感謝です。

それから、10月にはterzo tempoさんにお声掛けいただいて、活版室内で竹内紙器製作所さんの箱の展示という、展示自体が初の試み。
terzo tempoで展を開催中だった藤川孝之さんの図案を、お客様にラベルへ印刷体験していただきました。
たくさんの方に活版室を訪れてもらえる機会になったと思います。
私自身もとても興味深かった箱の加工や世界に触れる事ができました。
もっと知りたい、箱のこと。

そんな竹内紙器製作所さんに、念願であったオリジナルの名刺箱を作っていただきました。
10月に完成してから、ご注文いただいたお客様にこの箱に名刺を入れてお渡ししています。
ラベルは気まぐれで、今後いろいろに印刷を替えていきたいなと思ったり。
紙は土佐和紙です。
手漉き和紙職人の磯崎裕子さんに“板目”が美しいガンピ紙を漉いてもらったもの。

 
やっぱり今年もご縁あってこその年だったな。
と、こうして振り返り改めて思います。
しみじみ、ありがたいです。

これからしばらくの“冬眠”に、不安もあるのですが
今はひとつのことに向かっていくこととします。
そしてときどき、たわいない話など綴っていけたらと思っています。
 
2013年も、本当にありがとうございました。
よい年末年始をお過ごしください。

竹村活版室