竹村活版室

雑記帖

本年も、ありがとうございました。

2013年12月27日

今年も早くも年の瀬です。
お決まり文句ですが。
でもほんとうに年々一年があっという間に過ぎて行きます。

本日で、竹村活版室も仕事納め。
窓ガラスを拭いたり、床を念入りに掃いたり、活版機を磨いて油を注したり。
差し入れ片手にお客さんや友達が立ち寄ってくれたり。
いつもありがとうございます。

おしらせのとおり、今後の活動、工房・店舗の営業は、一旦お休み(産休)に入らせていただきます。
(1月お渡しで進行中のご注文の方には引き続きお付き合いをおねがいしておりますが…)

ご不便をおかけいたしますが、でもまた必ず再開いたしますので、2014年もどうぞよろしくおねがいいたします。
再開の時期は、随時こちらのブログ、Facebooktwitterでお知らせいたします。

2013年はこんな調子で、出張型でのイベントへの参加は
・  5月 ヴィレッジ 〜モノと食と音が奏でる土日市〜 / 高知市
・  6月 まなべ商店誕生祭 / 四国中央市・まなべ商店
の2回に留まりましたが、活版体験をしてもらったり、昨年もイベントで出会ったお客様がまた立ち寄ってくださったりと、店舗外での場もやはり大事だなと改めて感じさせられました。

商品のみ参加(委託販売)でのイベント、企画展では
・  5月 第3回 東京蚤の市(築地活字さんのブース内にて)/東京都
・12月 あたたかい贈り物展/京都市・小さい部屋

京都の小さい部屋さんは、高知の作家さんたちが毎年企画展に参加されていて、そのDMデザインにお声掛けいただいたりするうちにご縁ができ、先日はasakozirusiさんとの共作「レシピ箱」を展示販売させていただいたのでした。
ご縁を作ってくださったみなさま、本当に感謝です。

それから、10月にはterzo tempoさんにお声掛けいただいて、活版室内で竹内紙器製作所さんの箱の展示という、展示自体が初の試み。
terzo tempoで展を開催中だった藤川孝之さんの図案を、お客様にラベルへ印刷体験していただきました。
たくさんの方に活版室を訪れてもらえる機会になったと思います。
私自身もとても興味深かった箱の加工や世界に触れる事ができました。
もっと知りたい、箱のこと。

そんな竹内紙器製作所さんに、念願であったオリジナルの名刺箱を作っていただきました。
10月に完成してから、ご注文いただいたお客様にこの箱に名刺を入れてお渡ししています。
ラベルは気まぐれで、今後いろいろに印刷を替えていきたいなと思ったり。
紙は土佐和紙です。
手漉き和紙職人の磯崎裕子さんに“板目”が美しいガンピ紙を漉いてもらったもの。

 
やっぱり今年もご縁あってこその年だったな。
と、こうして振り返り改めて思います。
しみじみ、ありがたいです。

これからしばらくの“冬眠”に、不安もあるのですが
今はひとつのことに向かっていくこととします。
そしてときどき、たわいない話など綴っていけたらと思っています。
 
2013年も、本当にありがとうございました。
よい年末年始をお過ごしください。

『レシピ箱』

2013年12月20日

「記憶の味を大切に残す、自分だけのレシピ箱」

大切にしたいおいしい記憶、だれにでもあるのではないでしょうか。

おばあちゃんの味、お母さんの味、自分家の味、
あの人に教わった味、旅の思い出の味、、、。

口伝えで聞いてぱぱっとメモにしたり、雑誌を切り抜いたりするけれど
きちんとした形にまとめて残しておけたらいいな。
そして伝えていけたらなおよろし。

そんなふとした思いから生まれた「レシピ箱」。
消しゴムはんこ作家、asakozirusiさんと一緒に作りました。

箱の蓋の図案はasakozirusiさんの「お玉」と「フライパン」2種類。
ご自身による消しゴムはんこ、直押しです。
身の色は4色。
中のレシピカードは活版印刷で、同じく図案が2種類。
こちらは私が一枚一枚、手刷りしています。

改めて自分用に、料理好きの友達へのプレゼントに、結婚のお祝いにもいいかもしれない。
一人暮らしを始めるお子様に書いて託す、、、あ、小さいお子様には今から少しずつ書きためておいて、旅立ちのときに渡す!?(ストーリー作り過ぎ!?)などなど、作りながら夢はどんどん膨らみます。

私はなるだけレシピをおそわる人に直接書いてもらおうと思っています。
母の字だったり、友人の字。
なんか、そのときそのまま記憶に残る気がします。

そんな大切にしたいレシピを箱に入れて、そして台所の一角に置く。
それはいつでも取り出せる。

 
・・・・・・・・・

 ご縁があり、京都の小さい部屋さんで開催中の「あたたかい贈り物」展へ

このレシピ箱が飛び入り参加させていただいています。
とても嬉しいできごと。
お近くの方はぜひお出かけください。

「あたたかい贈り物」展
2013年12月13日(金)~ 24日(火)

小さい部屋
京都市左京区北白川堂ノ前町39-6 太陽ビル2F 
tel/fax 075-702-7918 
桜の木がある2階建て
11:30-18:30
※水・木 定休、年内は24日まで

レシピ箱

カード:20枚
インデックス:3枚
箱サイズ:70×120×100mm
¥2,800(税別)
作:竹村活版室,asakozirusi

竹村活版室でも販売しております。
お気軽にお問い合わせください。

mama!milk 冬の音楽会【Duologue】

2013年12月3日

今年の冬も、蛸蔵でのmama!milk演奏会。
毎年の冬支度は演奏会の準備に始まり、演奏会でその年が締まります。


design _ Takemura Design & Planning , 竹村活版室

mama!milk、今年は新譜【Duologue】を出されました。
前回のアルバムから、演奏会でも数回にわたり
栗原務さんやトウヤマタケオさんらをゲストを迎えての“トリオ”でしたが
今回は久々に、mama!milkのお二人だけの“デュオ”による演奏会です。
とても楽しみです。

そして、開場の蛸蔵ではこの演奏会のためにsoniohouseさんの音響設計が取り入れられます。
12面体のスピーカーなのだそうです。
疎い私は初めてsoniohouseさんのことを知るのですが、terzo tempoの佐野君が興奮気味に話してくれるのを聞くとわくわくしてきました。
ちょっとこれは、体感してみたい、、!
この詳しい音響設計についてはこちら >> terzo tempoのブログsoniohouseさんのサイト

それから恒例のチケット、今回も活版印刷です。
一枚ずつ、心をこめて印刷しています。

このチケットの印刷が活版印刷というのは、私が勝手にこだわって(笑)、自由にさせていただいているのですが。
演奏会までの約束された楽しみ、演奏会後の余韻と思い出。
便利な時代になりましたが、こういうチケットや切符の機能以外のところ、忘れたくないなと思うのです。
久々の“デュオ”ということで、赤と黒で。

まだチケット販売、ご予約も引き続き受け付けております。

寒い夜の音楽、やっぱりお酒とともに愉しみたいものです。
ビールやワインなどはもちろん、 ホットワインや自家製アップルサイダーなど暖かな飲み物もterzo tempoから出されます。
開場時間も演奏会より1時間早く設けていますので、ぜひ余裕を持ってお出かけください。
そしてゆっくり一杯やりながら演奏会が始まるのをお待ちくださいね。
あ〜、楽しみ!

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mama!milk 冬の音楽会 Duologue

2013年12月15日[日]
開場 18時30分 / 開演 19時
前売 3,000円 当日 3,500円 1drink order

演  奏:mama!milk
音響設計:鶴林万平 (sonihouse)
選  曲:佐野寛 (terzo tempo)
主  催:terzo tempo + Takemura Design & Planning
会  場:蛸蔵 – Art Zone Warakoh soko-
〒780-0074 高知市南金田28
http://warakoh.com/theater
※本公演では駐車場はありませんので、電車やタクシーなど公共交通でおいでください。

チケット販売所:terzo tempo/den/美容室balle/竹村活版室
お問合せ:terzo tempo 080-6559-2013 terzo.tempo@hotmail.co.jp

mama!milk
生駒祐子(アコーディオン)、清水恒輔(コントラバス)によるデュオ。
1997年より世界各地の劇場、客船、廃墟、広場等で演奏を重ねながら、数々のアルバム作品や、舞台、映画、美術作品のサウンドトラックを発表。その異国情緒溢れる音楽は、クラシカルな香りもあいまって「旅へいざなう音楽」あるいは「Japanese New Exotica」とも評されている。
本年は W.シェイクスピア作、白井晃演出舞台「オセロ」の音楽担当として各地の劇場で演奏の他、アルバム「Duologue(デュオローグ)」を発表。1999年~2011年の間に多様な編成による演奏で発表された楽曲より珠玉の21曲を、アコーディオンとコントラバス、2つの楽器のみで新たに演奏、録音。mama!milkの音楽が最もシンプルに記録された本作は、彼らの新境地を見せている。待望の楽譜集「Duologue」も発表予定。
http://www.mamamilk.net

sonihouse
鶴林万平(音響設計・製作)、長谷川アンナ(グラフィックデザイン)が主宰し、2007年より奈良で活動を開始する。
自然な音の再現を目指し開発されたオリジナル12面体スピーカー〝scenery〟は、 音にこだわるアーティスト、エンジニア、そして音楽ファンら多くの支持を得ている。
音と空間、そして聴き手を有機的に結び付け、 そこに豊かな音楽的循環を生むことをコンセプトに活動を続ける。本年は、山口情報芸術センター[YCAM]の「アートと環境の未来・山口 YCAM10周年記念祭」に伴い、 12面体スピーカー〝scenery:02 LIVE version〟14台を納入。スピーカーはメイン企画である坂本龍一+YCAM InterLabによる『Forest Symphony』で使用された。
http://www.sonihouse.net/


photo _ 関 宙明